よくある質問と回答(2025.07.03更新)
Paplesの特長について
- Q
「Paples」はなんと読むのですか?
- A
「パピレス」と読みます。ペーパーレスとパピルス(古代エジプトで使用されたパピルス紙)を合わせた造語です。
- Q
Paplesとはどのような製品ですか?
- A
帳票の「作成」「取り込み」「保管・管理」「活用」「出力」の5つの機能を持った統合電子帳票基盤パッケージです。
証憑書類や社内外のドキュメント、ドキュメントに紐付く伝票などの明細データ、タイムスタンプ情報なども含め、一元的に管理・運用することが可能です。 企業が取り扱う帳票・文書に関するさまざまな課題を解決します。 - Q
海外で、日本語以外の環境でも利用できますか?
- A
Paplesの帳票表示画面および帳票管理画面は多言語に対応しています。
お客様の海外拠点、現地法人様などでのご利用事例もございます。
海外にてご利用される場合は事前にご相談ください。
電子帳簿保存法対応・コンサルティングについて
- Q
PaplesはJIIMA(※1)の電子帳簿保存法に関する各種法的認証を取得していますか?
- A
Paplesは同認証制度の4つの区分(※2)で認証を取得しています。
※1 JIIMA = 公益社団法人日本文書情報マネジメント協会
※2 4つの区分 = 電子帳簿ソフト/電子書類ソフト/電子取引ソフト/電帳法スキャナ保存ソフト
- Q
電子帳簿保存法の法令要件への対応を行いたいと考えています。同法対応を支援するサービスはありますか?
- A
NHSではPaplesを活用し、電子帳簿保存法への対応をご支援する「電子帳簿保存法対応サポートシステムコンサルティングサービス」をご用意しています。
お客様の運用状況やご要望に合わせて、以下のような専門的なコンサルティングサービスをご提供しています。
■ 主な電子帳簿保存法対応サポートシステムコンサルティングサービス
● 帳簿・書類、優良電子帳簿、他統合対応システムコンサルティングサービス
● スキャナ保存対応コンサルティングサービス
● 電子取引棚卸コンサルティングサービス
※Paplesは、帳簿・書類のデータ保存、スキャナ保存、電子取引データ保存に対応しています。しかし、一般的には電子帳票システムを導入するだけでは、電子帳簿保存法の要件を全て満たすことはできません。
上位システムとの連携や関連帳簿の取り扱い、仕訳明細やマスタとの関連付け、修正履歴の保存、複合検索によるデータ抽出やそれに必要なデータの保存など、法令に準拠した各種対応が必要です。詳しくはお問い合わせください。 - Q
ペーパーレス化や文書管理全般のDX推進に関するコンサルティングサービスはありますか?
- A
NHSでは、JIIMA認定の上級文書情報管理士資格を有するコンサルタントが、ペーパーレス化や文書管理、DX推進に関するご相談・課題に幅広く対応いたします。 お客様の現状やご要望に合わせた最適なご提案が可能ですので、どうぞお気軽にご相談ください。
Paplesの構成・動作環境について
- Q
システム構成はどのようになっていますか?
- A
Windowsサーバと、.NET Frameworkが動作するクライアントPCの環境などが必要となります。詳細は動作環境ページをご確認ください。
- Q
対応しているクライアントのOSやブラウザを教えてください。
- A
クライアントのOSはWindows 11、ブラウザはMicrosoft Edge / Google Chromeに対応しています。詳細は動作環境ページでご確認ください。
また、Microsoft Edgeの「Internet Explorerモード」への対応もございますが、一部機能に利用制限がございます。詳しくは「Internet Explorer 11 サポート終了に伴う対応サポート」ページを参照ください。 Windows 10のテクニカルサポート終了後の継続対応については、お問い合わせください。
- Q
商用データベース(DB)を用意する必要はありますか?
- A
帳票管理機能については独自のデータベースを使用しているため、別途商用データベースをご用意いただく必要はありません。 また、ドキュメント管理機能やデータアーカイブ機能については、MySQLを使用していますが、こちらは製品に同梱されていますので、追加でご用意いただく必要はございません。
- Q
Paples導入の際に、専用サーバは必須ですか?
- A
専用サーバを推奨しています。詳しくはお問い合わせください。
- Q
クラウド基盤(IaaS)や仮想環境での構築・運用は可能ですか?
- A
可能です。AWS(Amazon Web Services)、Microsoft Azure、VMwareをはじめとする各種クラウド基盤(IaaS)や仮想環境での構築・運用に多数の実績がございます。 詳しくはお問い合わせください。
- Q
使用できるプリンタを教えてください。
- A
Paplesはプリンタドライバ経由で印刷を行うため、Windowsサーバ対応のプリンタドライバを備えた機種で利用できます。
- Q
VPNで接続された拠点への印刷は可能ですか?
- A
可能です。詳しくは、下記ソリューションページをご参照のうえ、お問い合わせください。
Paplesの機能・システム連携について
- Q
基幹・業務システムからは、どのようにデータ連携を行いますか?
- A
データ連携および帳票の生成・電子保存は、主に以下の方法で対応しています。
① 出力されたCSVファイルを取り込み、あらかじめ設定した帳票定義(PaplesReports)と組み合わせて帳票を生成する方法
② メインフレームなどから帳票定義およびスプールデータを取り込む方法
③ Windows OSからプリンタドライバの「PaplesDriver」に印刷指示を行い、データを取り込む方法
④ PDFファイルや各種文書ファイルを直接取り込む方法
⑤ 特定のERPシステムなどと専用インターフェースを用いて連携する方法
上記以外にも、さまざまなシステムとのデータ連携に対応しています。
詳細については下記のページをご参照のうえ、お気軽にお問い合わせください。 - Q
どのような基幹・業務システムと連携が可能ですか?
- A
各社のメインフレーム、AS/400やIBM iなどのオフコン、SAPシステムやGRANDITをはじめとする各種ERP、オープン系業務システム、クラウドサービスなど様々なシステムとの連携が可能です。
連携方法も上位システムの特性に合わせて様々な形式がございます。また、既存の帳票作成ツールとの連携やリプレイス時の移行用コンバータなどが適応できる場合もございます。
詳しくはご相談ください。
● メインフレームやIBM i (AS/400)などのオフコンをご利用のお客様
● オープン系ERPをご利用のお客様
● Paples以外の帳票作成ツールとの連携をご検討のお客様
- Q
既存システムにPaplesを連携させる場合、既存のシステムにどのような変更が必要ですか?
- A
連携するシステムによって必要な対応は異なりますが、多くの場合、既存システムをほとんど変更することなくPaplesと連携することが可能です。
既存システムがWindows OSの場合は、PaplesDriverを利用することで、プリンタドライバに印刷指示を出す感覚で連携でき、既存システムの変更は不要です。
その他にもさまざまなシステムとの連携に対応していますので、詳細は下記ページをご参照のうえ、お気軽にお問い合わせください。 - Q
帳票データ以外に、どのようなデータを保存・管理できますか?
- A
帳票データ以外にも、証憑書類や社内ドキュメントなどの各種文書データを保存・管理することが可能です。
また、会計伝票明細データやマスタデータ、EDI・販売購買データ、物流データ、品質管理データなど、さまざまな業務明細データも保存できます。
さらに、文書データと明細データを関連付けて管理することができ、これにより電子化やトレーサビリティの向上、DX推進にも貢献します。
● 明細データ保存、文書取り込み機能
● 上記機能を活用したソリューション
- Q
閲覧した帳票にマーカーやメモなどを付けた場合、別のユーザが閲覧してもマーカーやメモは表示されますか?
- A
マーカーやメモなどのアノテーション機能は、ユーザごとに管理されているため、他のユーザが閲覧しても表示されません。また設定により、すべての閲覧者にマーカーやメモを表示させ、情報共有することも可能です。
- Q
よく閲覧する帳票だけを表示させることはできますか?
- A
可能です。閲覧可能な帳票の中からよく使う帳票を選択して、自分専用の帳票一覧を作成・表示することができます。
- Q
Paplesの帳票を紙に印刷して手書きで加筆した後、スキャナで読み込み、元の帳票とあわせてPaples上で管理することはできますか?
- A
可能です。添付ファイル機能を使って、スキャナで読み込んだ帳票を元の帳票と紐付け、Paples上で一元管理することが可能です。
- Q
帳票の保存期限はどのように管理されていますか?
- A
Paplesでは帳票ごとに保存期間を設定でき、作成日付を基準に管理しています。
- Q
クライアントPCから自動印刷指示を行う際、プレビューで内容を確認してから印刷することはできますか?
- A
オプション機能により、印刷前にプレビュー画面で内容を確認してから印刷することが可能です。詳細は下記ページをご参照のうえ、お気軽にお問い合わせください。
- Q
ワークフロー機能はありますか?
- A
帳票への電子検印機能、次の担当者へのメール通知機能、メモやマーカーなどのアノテーション機能を組み合わせることで、簡易的なワークフローとしてご利用いただけます。 また、他のワークフローシステムと連携することも可能です。
- Q
AI-OCRによる自動入力機能はありますか?
- A
ございます。AI-OCRサービスと連携し、取り込んだドキュメントの属性情報を自動設定することが可能です。
- Q
帳票を自動でメールやFAXで配信することはできますか?
- A
可能です。帳票をPDF形式で出力し、取引先ごとに設定したメールアドレス宛てに自動で添付配信することができます。 また、インターネットFAXサービスと連携することで、自動的にFAX配信を行うことも可能です。メールやFAXで送信した帳票の送達状況管理や再送信にも対応しています。
帳票作成(PaplesReports)について
- Q
ヘッダーと明細でレイアウトや繰り返しパターンの異なる帳票も作成できますか?
- A
対応可能です。
- Q
帳票項目の値が、ある一定の数値以上の場合には自動的に文字色を変更するなどの設定は可能ですか?
- A
可能です。
- Q
複写紙に印刷している帳票をカット紙に切り替える場合、複写分ごとにデータを用意する必要がありますか?
- A
その必要はありません。上位システムを変更することなく、1つのデータから複写分すべての帳票を作成することが可能です。
- Q
日本語以外の多言語で帳票を作成することはできますか?
- A
PaplesReportsの帳票作成デザイナーは多言語に対応しており、各言語の帳票を作成できます。
1つの帳票内に日本語と韓国語など、複数の言語を併記することも可能です。
お客様の海外拠点、現地法人様などでのご利用事例もございます。
操作メニューなどの対応言語については、お客様のご要望に応じて順次拡大していますので、詳細はお問い合わせください。
また、海外にてご利用される場合は事前にご相談ください。
費用・ライセンス・サービスについて
- Q
ライセンス体系はどのようになっていますか?
- A
ライセンスは、同時にログイン可能なユーザ数(同時アクセス数)に基づいて設定されています。
ですので、必ずしも登録するユーザ人数分のライセンスをご用意いただく必要はございません。
最小構成は、10ユーザ分の同時アクセスライセンスとなります。 - Q
クラウドサービス(SaaS)はありますか?
- A
現在ご用意はありませんが、お客様のご要望に応じてご提案いたします。詳しくはお問い合わせください。
- Q
導入費用はどのくらいですか?
- A
パッケージの標準価格は150万円(Light Edition/税抜)からご用意しています。 ※導入時の作業費用や保守費用は別途お見積もりさせていただきます。 サブスクリプションなど貴社のご事情に合わせたご契約も可能です。 詳しくはライセンスページをご参照のうえ、ご要件・周辺システムの情報とともにお問い合わせください。
セキュリティ・権限管理について
- Q
権限設定やアクセスログなどのセキュリティはどのように管理できますか?
- A
帳票の権限には「見る」権限と「操作する」権限の2種類があり、ユーザやグループごとに、帳票単位で権限の設定が可能です。 また、アクセスログには「いつ」「誰が」「どの帳票に対して」「どのような操作を行ったか」といった情報が、操作ごとに詳細に記録されており、各帳票の活用状況の確認や内部統制を支援します。 詳しくは、下記ページの「セキュリティ設定」をご参照ください。
- Q
シングルサインオン(SSO)やアクティブディレクトリ(AD)に対応していますか?
- A
ADと連携したシングルサインオンが可能です。詳しくはお問い合わせください。
- Q
通信の暗号化やVPN、リバースプロキシに対応していますか?
- A
対応しています。詳しくはお問い合わせください。
その他
- Q
Paplesのデモを見たい場合や、試用したい場合はどうすればよいですか?
- A
ご要望に応じて、貴社にお伺いし、Paplesのデモンストレーションを実施いたします。 また、実際に貴社の環境にインストールしてお試しいただける試用版アプリケーションのご提供も行っています。 検証機などでPoCなど実施いただけるプランもございますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。