Paplesを利用した様々な業種・業態のお客様事例をご紹介
導入事例のご紹介 丸紅株式会社 様
複数の帳票システムを統合し、仕分け・印刷管理機能とともにPaplesに集約
グローバル対応の統合帳票基盤として、電子化を推進
帳票出力センターを廃止し、紙帳票出力を7割削減
残りの紙出力も各フロアへの分散印刷に移行
コロナ禍の中、Web参照機能等を先行リリースし、テレワークに対応
承認ワークフローで働き方改革にも貢献
導入ソリューション・オプション
- 電子捺印・承認ワークフロー
- PaplesReports(CSV連携)
- サーバ自動仕訳・分散印刷
- クライアント自動印刷
- PDF取込
- 仕分定義変換
- 印刷制御定義変換
対象帳票
- 営業系や財務などの基幹業務システムから出力される様々な帳票
- 移行帳票 10年分(延べ 1,000万レコード以上)
導入前の課題・状況
- 1. 営業系や財務などの基幹業務システムから出力される帳票を帳票出力センターの大型プリンターで出力していたが、設備の老朽化が進んでいた。
また、電子化により余剰も出ていたことから、帳票出力センターの廃止を検討した。 - 2. 従来の帳票出力業務は、帳票取込み・仕分け・印刷管理等を複数のソフトを駆使して運用しており、運用が煩雑である上に属人化も進んでいた。
次世代に引き継ぐために、帳票管理を一元化するだけでなく、自動仕分けや分散印刷など帳票配信面も吸収・統合した電子帳票基盤の導入が必要であった。 - 3. 新社屋移転を機に、ペーパーレス化のニーズにより迅速に対応し、働き方改革を促進する必要があった。
導入効果
- 1. Paples導入により帳票出力センターを廃止し、紙帳票の出力を7割削減。
センターの運用コスト削減の他、スペースの有効活用や専任スタッフの高付加価値業務へのシフトなどにつながった。 - 2. 従来の帳票出力基盤に含まれる帳票取込み・仕分け・印刷管理等、複数のソフトで担っていた様々な機能をPaplesに統合し、帳票関連業務の簡略化と標準化を実現。
また、電子化せずに残った紙帳票も、Paplesの機能を活用した各フロアのプリンターへの分散印刷で対応し、大型プリンターを廃止できた。 - 3. コロナ禍には帳票のWeb参照機能等の一部機能を先行リリースし、いち早くテレワークに対応。
今後のペーパーレス化や働き方改革推進に貢献する帳票基盤ができた。
導入プロジェクトの要点
- 帳票システムを複数比較し検討した結果、様々な形式の帳票データを柔軟に取込むことができるほか、承認ワークフロー機能やグローバル対応を評価し、Paplesを採用。
- 帳票取込みにおいては、上流システムに応じてPDF変換など様々な形式に対応し、一元管理を実現。
また、仕分けや印刷管理は専用のコンバーターにより定義変換を行い、Paplesへ機能を集約。部門ごとの帳票参照や各フロア・各拠点への分散印刷にも対応できた。 - 電子帳票基盤では、多数のユーザの権限を管理する必要があるため、アドオン開発により、Paplesと統合アカウント管理システムを連携させた。
- 2020年、プロジェクト途中でコロナ禍に見舞われ、4月に緊急事態宣言が発出された。
開発スケジュールを急遽調整・変更し、Web帳票参照機能を先行リリースすることで、テレワークでの業務推進にいち早く対応した。
また、コロナ禍においても、プロジェクト体制のリモート化により問題なくプロジェクトを推進し、2020年10月に全体をリリースした。
現在
- 海外拠点へも展開し、電子帳簿保存法対応への活用や、更なるペーパーレス化・効率化のためのPaplesソリューション群の導入を推進中である。
COMPANY PROFILE
丸紅株式会社 様
丸紅及び連結子会社は、国内外のネットワークを通じて、ライフスタイル、情報・不動産、フォレストプロダクツ、食料、アグリ事業、化学品、エネルギー、金属、電力、インフラプロジェクト、航空・船舶、金融・リース事業、建機・産機・モビリティ、次世代事業開発、その他の広範な分野において、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発等の事業活動を多角的に展開しています。
創業 | 1858年 |
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資本金 | 2,626億8,600万円(2021年3月現在) |
従業員数 | 4,389名(2021年3月現在 単体) |
年商 | 6兆3,324億1,400万円(2021年3月 連結) |
事業内容 | 総合商社 |
※2021年7月現在
※お客様の各社名・商標他掲載内容は掲載当時のものです。