Paplesを利用した様々な業種・業態のお客様事例をご紹介
導入事例のご紹介 第一屋製パン株式会社 様
専用コネクタでIBM Power Systems (IBM i )ともスムーズに連携
統合帳票基盤としてマイグレーションプロジェクトを支え、
分散していた帳票開発環境を中央に集約し、帳票運用を簡易化
導入ソリューション・オプション
上位システム
対象帳票
- 5つの生産拠点で出力される納品伝票やその他社内帳票100フォーマット以上
導入前の課題・状況
- 1. 各拠点ごとに分散稼働していた基幹システムに合わせ、帳票の開発・運用業務も個別に対応していたが、基幹システムの統合により新しい帳票基盤の検討が必要となった。
- 2. 各拠点が抱える膨大な帳票資産を確実に移行し踏襲できる方策を検討する必要があった。
- 3. 帳票の再出力の際、メインフレーム上の必要データを収集し改めて印刷する必要があり、非常に煩雑だった。
- 4. 帳票開発にはCOBOLやExcel、Accessなどの多様なスキルが必要で、対応できる人材が限られていた。
導入効果
- 1. 各拠点で個別に行っていた帳票開発業務を中央に集約し、帳票出力などの帳票活用は引き続き現場が行える体制を構築できた。
- 2. 一度作成された帳票はPaples内に電子的に保持されているため、再出力もスムーズな上、紙ベースでの控えの保管も不要となり、管理コストを大幅に削減できる見込みとなった。
- 3. PaplesReports(PaplesのGUI帳票設計ツール)を使うことで、多様な帳票イメージをプログラミングレスで容易に開発できるようになり、人材の確保や教育などの観点からも非常に容易になった。
導入プロジェクトの要点
- Paplesは帳票の開発から運用管理、印刷出力までを一元管理できる製品であり、各拠点の基幹システム統合の条件を満たしており、既存の膨大な帳票資産を踏襲できそうであったため採用した。
- 帳票マイグレーションはJBCC株式会社が担当したが、Paplesにより既存プログラムの改修作業などを極小化でき、大規模な帳票資産の移行にもかかわらず非常にスムーズに進行した。
- IBM i 専用コネクタ「Paples Connector for i 」により新統合基幹システムともスムーズに連携し、今後全ての拠点の帳票資産を統合管理していく上での「帳票基盤」として活用できる。
現在
- 引き続き拠点の基幹システムの統合を進め、帳票資産はPaplesにマスター統合していこうと考えている。
COMPANY PROFILE
第一屋製パン株式会社 様
「おいしさに まごころこめて」をモットーとし、各種パン類、和菓子、洋菓子、クッキー等の製造および販売を手掛ける。
製造拠点は本社のある小平工場のほか、横浜工場・高崎工場・金町工場・大阪空港工場がある。関東、甲信越、中京、四国、関西一円に約2万カ所の特約店鋪および直営売店を持つ。
お客さまの期待を超える感動をお届けすることを目指して、安全で高品質な商品作りに努め、食を通じて社会の発展に貢献している。
創業 | 昭和22年6月2日 |
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資本金 | 33億556万7,500円 |
従業員数 | 1511名(平成27年12月末現在) |
主な事業内容 | 各種パン類、和菓子、洋菓子、クッキー等の製造および販売 |
※2016年4月末現在
※お客様の各社名・商標他掲載内容は掲載当時のものです。