SAPテクニカルアドバイザリ
~SAPシステム運用の技術判断に、第三者の視点を~
概要
-
SAP S/4HANA移行後、
社内にSAPベーシスの専門家がいない -
SAP社から回答を受けたが、
そのまま適用してよいか判断できない
このような状況に心あたりはありませんか?
SAPシステム運用では、
●SAP社(標準提供・公式見解)
●保守ベンダ(運用対応・作業実施)
という役割分担が一般的です。
しかし実際には、「どの対応を採用すべきか」を判断する主体が不在であることが多く、意思決定が属人化・遅延する要因となっています。
SAPテクニカルアドバイザリは、SAP社・保守ベンダとは異なる第三者的な視点から、技術判断を支援する専門機能として、お客様の意思決定を支援します。
SAPベーシス領域を中心に、SAP社回答やSAPノートの妥当性確認、障害時の一次切り分け、構成変更時の影響評価、運用改善提案まで、専門コンサルタントが貴社の技術顧問として伴走します。


特長
- 1. 不具合発生前から相談可能
- 従来の保守契約とは異なり、問題発生後だけでなく、事前の検討段階から相談可能です。
- 2. 技術判断を支援する“セカンドオピニオン(第三者視点の技術評価)”
- SAP社や他ベンダの回答に対し、適用可否・リスク・影響を客観的に評価します。
- 3. SAPシステムの技術顧問として伴走
- 日々の運用における技術的な意思決定を支援し、迅速かつ適切な判断を実現します。
提供内容
本サービスの価値は、個々の対応そのものではなく、それらを通じて「適切な技術判断を支援すること」にあります。
- 1技術相談・QA
- SAPベーシス領域に関する技術相談に対応します。障害対応、設定変更、バージョンアップ、運用課題などについて、対応方針の整理を支援します。
- 2SAP社回答・SAPノートのレビュー
- SAP社からの回答やSAPノートについて、適用可否、前提条件、影響範囲、リスクを確認します。「そのまま適用してよいのか」「追加確認が必要か」を判断するための材料を提供します。
- 3障害一次切り分け支援
- 障害発生時に、アプリケーション、ベーシス、インフラ、DBのいずれの領域に起因する可能性が高いかを整理します。必要に応じて、確認観点や追加調査項目を提示します。
- 4構成変更・運用変更時の影響評価
- SAPパラメータ変更、接続方式変更、監視設定変更などについて想定される影響や注意点を整理します。
- 5運用改善提案
- 日々の問い合わせや障害傾向を踏まえ、監視、手順、運用ルール、定期点検、改善テーマを提案します。
対応領域
SAP S/4HANA
SAP NetWeaver
SAP HANA DB
SAP Fiori
SAP Solution Manager
SAP Cloud ALM
SAProuter
SAP BTP(ベーシス領域)
※SAP Fiori、SAP BTPについては、認証・接続・基盤設定・運用設計などに関連する範囲を対象とします。
業務機能設定、ABAP開発、アドオン改修、帳票開発、BTPアプリケーション開発は対象外または個別見積となります。
サービス提供条件
●平日日中対応(9:00~17:30)
●メールベース(必要に応じて電話・オンライン対応)
●ベストエフォート型サービス
※24時間365日の緊急対応は本サービスの対象外です。
※実機作業、設定変更、移送、再起動、障害復旧作業、開発作業は原則として対象外です。必要に応じて個別見積にて対応します。
サービスプラン
横スクロールで表示できます
| ライトプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
|---|---|---|---|
| サービス上限時間 | 月8時間まで | 月16時間まで | 月32時間まで |
| 月額 | 20万円 | 40万円 | 80万円 |
| サービス超過時の精算 | 3万円/時間 | 3万円/時間 | 3万円/時間 |
| ご契約単位 | 3か月 | 3か月 | 3か月 |
| こんな方やシーンにお勧め | ・小規模な技術相談、月次相談に適したプランです。 ・専任のSAPベーシス担当者が不在、または必要時に相談できる専門家を確保したいお客様向け。 |
・複数テーマの相談、障害時の一次切り分け、構成変更まで含めて継続的に相談したいお客様向け。 | ・システム変更直後やプロジェクト推進中のお客様向け。 ・週次定例会への同席、技術論点の整理などの技術判断を継続支援します。 |
導入効果
- 意思決定スピードの向上
- SAP社回答やベンダ回答に対する確認観点を整理し、対応方針の判断にかかる時間を短縮します。
- 属人化リスクの低減
- 特定担当者の経験に依存していたSAP運用判断を、外部専門家の知見で補完します。
- アプリ・インフラ横断の判断力強化
- 障害や構成変更において、アプリケーション、ベーシス、DB、インフラの影響を横断的に整理します。
- 運用改善テーマの明確化
- 日々の相談内容から、監視、手順、設定、体制面の改善ポイントを抽出します。
導入事例
- 化学メーカー A社
【課題】
化学メーカーA社では、SAP S/4HANA移行後、社内にSAPベーシス領域の専門家が不足しており、障害発生時や構成変更時の技術判断に時間を要していました。
【対応】
●ライトプランでのアドバイザリ提供
●スポットでアップグレード・SAP Fiori拡張・DR対応などを支援
【効果】
SAP社や他ベンダからの回答に対する確認観点が明確になり、情報システム部門内での判断スピード向上につながりました。
●技術判断の迅速化
●障害対応および意思決定のリードタイム短縮
よくあるご質問 (FAQ)
- 通常保守との違いは何ですか?
- 通常保守サービスは、主に障害発生後の問い合わせ対応や復旧支援、契約範囲内での作業対応を目的とするものです。
一方、SAPテクニカルアドバイザリは、SAPシステム運用における技術判断を支援するサービスです。
SAP社回答やSAPノートの妥当性確認、構成変更時の影響評価、アプリ/インフラを横断した技術的な論点整理など、対応方針を決めるためのセカンドオピニオンとしてご活用いただけます。
- 障害対応や復旧作業も依頼できますか?
- 本サービスでは、障害発生時の一次切り分け支援や確認観点の整理、対応方針に関する技術的な助言を行います。
ただし、実機での復旧作業、設定変更、移送、再起動、夜間・休日の緊急対応などは、原則として本サービスの対象外です。
必要に応じて、個別見積にて作業支援をご提案します。
- SAP社への問い合わせやケース登録を代行してもらえますか?
- SAP社へのケース登録・問い合わせ代行は、標準サービスには含まれません。
ただし、SAP社へ問い合わせる前の論点整理、再現条件の整理、確認観点の洗い出し、SAP社回答のレビューは対応可能です。
ケース登録代行が必要な場合は、オプションまたは個別見積での対応となります。
- どのような相談が多いですか?
- SAPノートの適用判断、パラメータ変更の影響確認、SAP HANA DBのメモリ増加への対応方針といったテーマが多いです。
- サービス時間を超過しそうな場合は、事前に連絡してもらえますか?
- はい。サービス時間の超過が見込まれる場合は、事前にご連絡します。
追加対応が必要な場合は、超過時間での対応、上位プランへの変更、または個別見積での対応をご提案します。
